SDGs特別研究(開発経済):ミャンマー

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SDGs特別研究(開発経済):ミャンマーの経済発展の現状を学ぶ

経済学部・海外特別演習(開発経済・ミャンマー)への参加者募集

経済学部ではミャンマー での海外特別演習参加者を募集しています。開発経済の現状を現地の大学(ヤンゴン経済大学などでのミャンマー経済講義),ティワラ経済特別区・港湾,日本 企業への訪問などを通じて,ミャンマーで学びます。なかなか個人では行けないと思いますので,ふるって参加してください。定員を超えた場合は先着順となります。

<概要>

開発経済は,SDGsの一つである「経済成長と雇用」だけではなく,「貧困」,「教育」,「インフラ,産業化,イノベーション」など様々な目標にも関連します。途上国に対して海外の機関及び国からの援助や投資が行われ,それが経済成長に結びつくことも多くあります。しかしながら,それがいつでも持続可能というわけではありません。 ウィリアム イースタリー『エコノミスト 南の貧困と闘う』は,経済発展のカギとして人々のインセンティブが重要であると指摘します。このSDGs特別研究では,急速に経済発展しつつあるミャンマーを実際に訪れてみて,その中で,人々がどのようなインセンティブを持って経済活動を行っていいるのかを観察してきます。

たとえば,急速な成長のため交通インフラが追いつかず,町中にタクシーがあふれています。交通インフラを整えるのには時間と費用がかかりますが,自動車なら海外から中古車を比較的安くすぐに購入できるからです。それぞれの人は合理的な選択をしているものの,今後の環境やエネルギー効率性を考えると,社会全体では最適な選択とはなっていません。参加学生は,日本と比較しながら,なぜ,ミャンマーではそうなっているのかを経済学的アプローチで観察することで,豊かな社会の構築について学びます。

 

ミャンマー研修期間:2月17日(土)~2月24日(土)(日本での演習2月13日~2月15日) 
費用見積もり:15万円程度(現地費用4万円+航空チケット10万+その他)
 (パスポート未取得の場合は別途取得費用がかかります。)

引率教員:津守貴之教授,釣雅雄教授
対象者: 主に経済学部全学生(昼間,夜間主)
 (他学部生も参加可,単位認定は所属学部の規定による)
使用テキスト: ウィリアム イースタリー『エコノミスト 南の貧困と闘う』
評価:専門科目2単位の予定(科目名:海外特別演習)
単位認定基準:事前指導,講義,現地研修,報告書,報告会発表により総合的に判断する。
使用言語:日本語および英語 (参加に必要な英語力の水準は定めない)

申し込み方法:  釣へ連絡(tsuri<a>okayama-u.ac.jp)してください。
(メールアドレスは<a>を@に直してください)
プログラムの詳細を個別に説明します。参加決定はその説明を聞いてからで良いです。

 岡山大学は,2014年9月より留学コーディネーター配置事業(ミャンマー)に取り組んでいます。岡山大学日本留学情報センター(OJEIC)をヤンゴンに設置して,留学コーディネーターを中心に現地でミャンマー人の日本留学促進のための事業を行っています。
http://www.okayama-u.ac.jp/user/myanmar/