釣雅雄教授が日本経済政策学会・学術賞を受賞しました

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釣雅雄教授が日本経済政策学会・学術賞を受賞しました

日本経済政策学会は,11月4日に沖縄で開催されたThe 16th International Conference of the Japan Economic Policy Associationにおいて,釣雅雄教授に学術賞を授与しました。

対象となったのは”Government Debts under Volatile Price Changes: Simulation Analysis of Japanese Government Bonds”の分析で,インフレ率が変化したときの実質的な政府債務がどのように変化するのかを理論および実証的に明らかにしたものです。ハイパーインフレの状況を除くと,インフレ率が国債の金利にリスクプレミアムを非線形的な上昇をもたらし,実質債務を増加させることを示しました。したがって,基本的にはゼロインフレが最も実質債務の増加を抑えることになります。現在の増大する政府債務に対する現実的で,重要な分析であると認められました。