2013年度「隣人を知ろう」短期留学プログラム(日本)で、中国と韓国の留学生によるショートステイが実施されました

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中国と韓国の留学生による短期留学プログラム(日本)が実施されました

8/3 日本紹介を英語で行う経済学部生

経済学部では82日から9日にかけて中国と韓国の留学生を招いてワークショップを開催しました。この企画は学生の国際的視野を広げ、近隣諸国との相互理解を高めることを目的とする「隣人を知ろう」短期留学プログラムの一環です。今回は経済学部と交流協定を締結している中国・北京の中央財経大学経済学院の留学生8名と、韓国・春川の江原大学校経営大学の留学生8名が参加し、日本の社会、文化、経済を学び、日本人学生との交流を行いました。本年で3年目となりますが、今年は新たに英語を共通言語とする3カ国同時交流のプログラムとなりました。

8/4 金丸座(歌舞伎小屋、香川)の見学

中韓の留学生は82日に岡山に到着し、翌日の午前中は、津島キャンパスで経済学部の教員による授業を受講して、日本経済を学びました。午後は、日本人学生も加わり、日中韓3か国の学生がプレゼンテーションを行ったり、本学の邦楽部を見学したりして、異文化交流を図りました。プレゼンテーションでは岡山大学経済学部の学生9名が4つのトピックス(食、贈り物、宗教観、ファッション)を取り上げて日本紹介をおこない、留学生16名ならびに報告者以外の学生を含む岡山大生20数名、合わせて40名が意見・情報を交換しました。初対面ながら、中国、韓国の学生から活発な意見が寄せられて、充実した楽しい交流会となりました。

4日から7日までは善通寺、金比羅、水木しげるロード、松江城、武家屋敷、吉備津神社、倉敷美観地区などを見学し、日本の歴史探訪、文化体験を満喫しました。また、ヒラキンリサイクル工場、備前焼伝統産業館、三菱自動車水島工場を見学し、日本の環境問題への取組、産業技術などへの理解を深めました。

8/5 備前焼伝統産業館の見学

8日は日中韓3か国の学生は、大学の国際交流の場であるL-Caféにて交流発表を行いました。
中韓の学生たちと日本人の学生は3つの混合グループに分かれ、日本滞在中の見聞、体験および感想をイラストやユーモアを交えて発表し、交流会は大変な盛り上がりを見せました。中韓留学生は9日に日本人学生、教員との別れを惜しみながら帰国の途につきました。

8/8 報告交流会で発表する留学生

今回のプログラムに参加した日本人学生は、中国ならびに韓国の留学生たちとの交流を通じて友人を作り、中韓への理解を深めました。また、プログラム実施中のコミョニケ-ションが基本的に英語で行われたため、日頃の語学学習の成果を存分に発揮することができたと同時に、英語力を磨いていこうとする意欲をいっそう高めることができました。