大野裕美子さん(北筑高校卒)

こんにちは!これから私の大学生活をゼミ活動・Gコース・部活動の三つの面から紹介します。よろしくお願いします。

まず、ゼミ活動についてです。私は日高ゼミに所属し、主にマーケティングについて学んでいます。マーケティングもそうですが、経済学の知識は身近に置き換えて考えることのできるものが多く、実践的でとても役に立ちます。日高ゼミでは、教科書だけでは学べないことを輪読演習やケーススタディを通して、議論しあっています。例えば、「もしあなたが倒産の危機に迫られている企業の経営者ならばどのような対策をするか?」といった具合に、過去の事例から現在へとつながる解決策を模索しています。また、マーケティングの応用知識だけでなく、社会に出て即戦力となるプレゼン能力や人に分かりやすく伝える能力も同時に養うことができます。ゼミ仲間はみんな仲が良く、和気あいあいと楽しく活動しています。

次にGコースについて紹介します。Gコースとは正式には「グローバル人材育成特別コース」のことです。経済学部としての勉強とは別にいわゆる副専攻といった形で勉強するコースのことです。コースのカリキュラムに則して、英語力養成、海外研修・留学などのプログラムを履修し、グローバルリーダーシップを育むことを目指します。英語は今の世の中には必須です。

しかし、ただ単に英語だけでなく、それを用いて人と対話できる力や、自分で考え判断できる力、積極性や行動力など、土台となる素養がグローバル社会のリーダーになるためには不可欠です。私自身、英語「を」学びたい、というよりもむしろ、英語「で」経済の諸問題を学びたいと考え、このコースを選択しました。そのようにGコースでは英語+αの知識も得ることができます。Gコースの仲間はみな国際的に活躍したいと考えている人ばかりです。そのような意欲に溢れる仲間たちにいつも刺激を受けています。Gコースで得た経験は将来あらゆる分野で活躍できる糧になります。

最後に部活動について紹介します。私は競技ダンス部という部活動に所属しています。競技ダンスとは社交ダンスをスポーツ化したもので、見た目が華やかなスポーツです。お恥ずかしい話ですが、大学に入って初めて競技ダンスの存在を知りました。大学に入ったらダンスをしたいと考えていましたが、競技ダンスは私にとって未知の領域でした。しかし、先輩がフロアで華麗に舞う姿を初めて見て一瞬にして心を奪われました。靴もドレスも髪型も日常とはかけ離れたものばかりで、私もやってみたいと強く憧れました。美しい踊りの裏では影での努力も必要となります。体幹や筋トレを含むメニューをこなしながら、週に5日ほど練習しています。きついと思いながらも続けられている理由は多くの素敵な仲間がいるからです。競技ダンス部は、100人ほど所属している大きな団体のため学部の垣根を超えて多くの人と知り合えます。出会えた仲間は一生の宝物です。

大学生活は自由です。せっかく入学したならば充実した日々を送りましょう。充実した忙しい日々のほうが時間をうまく使えるようになります。4年間は長いようであっという間に過ぎます。こんなに勉強できるのも、こんなに部活動に打ち込めるのも、こんなに仲間と楽しく過ごせるのも大学生活が最初で最後です。興味のあることにためらわずチャレンジしていってください!

2015年度入学、日高ゼミ