二宮広大さん(愛知県立西春高等学校卒)

  • 自己紹介

 皆さん、こんにちは。経済学部4回生の二宮広大です。私は、令和元年に公認会計士試験に合格しました。来年度からは監査法人で勤務することが決まっています。そこで、私が公認会計士を目指し合格するに至った経緯などをご紹介させて頂ければと思います。

  • 公認会計士を目指した理由

 私が公認会計士試験合格を目指し始めたのは、大学2回生の夏頃でした。入学後から公認会計士を目指すまでの約一年間は目標もなくただ時間が過ぎていくような感覚でした。何か目標が欲しい。人生をかけるくらい夢中になれる目標が欲しいと思っていました。そんな時期に、大学で「簿記論」や「会計学」といった授業を履修し公認会計士という職業を知りました。これしかないと直感的に感じ、私には在学中公認会計士試験合格という目標ができました。

  • 公認会計士試験の勉強

 具体的な勉強法としては、アウトプットを中心にしていました。私が高校生の頃、大学受験での勉強はインプットが中心でした。しかし、インプット志向では限界がありました。問題を実際に解いてみて気づくことの方が、テキストとにらめっこして気づくことよりも大切な気づきです。前者の方がはるかに実践的ですし、効率的です。公認会計士試験はとにかく範囲が広いので、ここまでを完璧にしてからこの問題を解こうというようなやり方ではいつまで経っても力が付いていかないのです。

  • 大学の講義や施設

 私は、公認会計士試験の勉強の大半を大学図書館で行っていました。大学の講義を受けた後、図書館に移動し閉館まで勉強することが習慣になっていました。図書館の横には食堂があるので、お腹がすいたタイミングでご飯を食べながら休憩していました。図書館は23時まで開いていたので勉強計画も柔軟に立てることができました。

  • 今後の目標

 公認会計士試験に合格したことで、将来の選択肢が数え切れない程増えました。海外での勤務など、様々な経験が出来れば嬉しいです。公認会計士としてはもちろんのこと、立派な社会人になれるようこれからも精進していきたいです。

  • 高校生へのメッセージ

 大学生となった皆さんは、高校生の頃よりも行動の幅が広がります。自由な時間も増えたと感じると思います。色々な事を経験していき、充実した生活が待っているように思います。ですが、皆さんにとって貴重な4年間は本当にあっという間に終わってしまいます。私には公認会計士試験合格という目標ができましたが、皆さんにも夢中になって楽しめる目標が見つかれば嬉しいです。大学での4年間を、ただ時間を浪費し終えてしまうのは非常にもったいないと思いますので、この記事を読んで頂いた機会に、一度大学を通して自分が何をしたいのか考えてみてはいかがでしょうか。

2016年度入学(中川ゼミ)