三谷早紀さん(広島大学付属福山高校卒)

みなさん、こんにちは。岡山大学経済学部現代経済分析コース三回生(浅野ゼミ)の三谷早紀です。(広島大学附属福山高校出身)

これから私の所属するサークルの紹介をしたいと思います。 

私は、BLACK HAWK というアルティメットフリスビーをする岡山大学公認サークルに所属しおり、今年度女子キャプテンを務めております。みなさん、この競技を知っていますか?犬に投げるもの?飛距離を競うもの?そのどちらも実際に行われていますが、私たちがしているのはそのどちらでもありません。実は、アルティメットフリスビーはチームプレイなのです。ここでは、私たちの主な活動内容と課外活動に参加するメリットを紹介したいと思います。 

‘ultimate’ とは英語に直訳すると究極、という意味で、1968年にアメリカで生まれた7人制の競技です。ディスクを落とさずに味方同士でパスをつないで、コートの両端にあるエンドゾーンと呼ばれるゴールエリア内でパスをキャッチすれば得点となるスポーツです。他の競技にはないディスクの飛行特性や選手の走力、持久力を必要とされることから文字通り究極(ultimate)と名付けられました。日本でも徐々に普及しつつあるスポーツです。2013年にはIOC(国際オリンピック委員会)に準公認団体として認められ、オリンピック種目化への第一歩を踏み始めました。 

私はもちろんサークルのメンバーのほぼ全員が、その競技を見たことがない・知らない状態からのスタートでした。週に2回の練習で、男子も女子も一年後には見違えるほど上達します。それはなにより、上回生とのつながりが大きいからだと私は考えます。先輩方の丁寧な指導により、一年ほどで試合に出られるようになります。コーチや監督がいないため、自分たちで練習のメニューを決め、試合に出る手続きや遠征の手配なども全て自分たちで行います。そのため私たちは自然と自主性も身につき、次に起こることを想定しながら動けるようになりました。

ここで私が紹介したいサークル活動に参加するメリットとは、学業だけでは得られない行動力、同期や後輩をまとめる統率力などが身につき、出会いの場を広げられるところだと思います。私は高校生のときから、大学生になったらなにか新しいことがしたい、新しい場所に身をおき、新しい環境で新たな出会いを見つけたい、とずっと思っていました。そこでのこのスポーツとの出会い、アルティメットフリスビーを通しての仲間との出会いや他大学との交流は私にとってほんとうに新鮮なもので、ここで出会えた仲間たちとはこれからも長く付き合っていくでしょう。

2013度入学、浅野ゼミ