浅野 貴央 ゼミ

浅野 貴央 (教授)
企業の事業内容・将来性について自ら分析できる能力を身につける

ゼミの内容

浅野ゼミでは、4つのトピックで構成されています。

1つめは、企業研究です。3年生の前期は、日経ビジネスの「企業研究」という記事を題材として、事例に基づいて企業の成長戦略等を学びます。担当者は、当該企業の事業内容、直近の決算内容、同業他社との比較等についても報告します。目標は、有名無名にかかわらず、企業の事業内容・将来性等について、自ら分析できる能力を身につけることです。3年生の後期は、担当者が興味を持った企業を自ら選んで報告します。

2つめは、新聞記事のプレゼンです。目標は、時事的な問題に関心を持ち、かつ、自分が興味を持った問題の面白さを、上手に伝える能力を身につけることです。

3つめは、ディベートです。経済学の知見を活かせるテーマに基づき、ゼミ生同士で議論を行います。目標は、チームのメンバーと協力しながら、他者を説得する能力を高めることです。

4つめは、「ベネズエラのマドゥーロ大統領が、自国に与えた経済・社会・政治的影響について」等、テーマに基づいてゼミ生全員で議論を行います。2つめの課題と同様、ゼミ生の知見を広げるとともに、自分よりも深い知識を持った人から刺激を受け、自分を高めてくれることを目標としています。

さらに、3分プレゼンと称して、ゼミの最後にランダムに発表者を指名して、最近興味を持ったニュース等についてプレゼンをしてもらいます。目標は、話題の豊富な社会人になると同時に何事にも関心を持って日々の大学生活を送れるようになることです。

 

 

ゼミの活動


ゼミ活動は、2学年合同で行っています。4年生は、後期になると卒業研究(卒業論文)の個別指導が加わります。上記の通り、ゼミの内容は盛りだくさんですが、ゼミ生はやりがいを持って、先輩後輩互いに競い合い、プレゼン能力・物事を深く洞察する能力・コミュニケーション能力の習得・向上に切磋琢磨しています。気軽に相談の出来る先輩が身近にいるという環境は大学生活のみならず、就職活動等でも非常にプラスになっています。

 

講義室以外の活動

忘年会やBBQなど、ゼミ生の親睦を深められる機会はたくさんあります。卒業生の参加もあり、貴重な話を聞くことも可能です。

 

現役ゼミ生の声

尾川裕梨(2015年度入学)

 みなさんこんにちは。浅野ゼミ4回生の尾川です。

 浅野ゼミの良いところは3点あり、3、4回生合同でゼミが行われること、プレゼンやディベートなど人前で話す機会が多いこと、真面目に取り組むゼミ生から刺激を受けることができることです。

まず2学年合同でゼミが行われるため、プレゼンに不慣れな学生も先輩の発表を参考にしつつ無理なくゼミに参加することができます。また上下のつながりがあるため就職活動などゼミ以外のことに関しても多くの助言を得ることができます。

また浅野ゼミではプレゼンをメインとしていますが、人前で話すことに慣れるだけでなく、論理的で説得力のある話し方を学ぶことができます。またプレゼンと同じくらい質問時間もとられているため、話す、聞く双方からコミュニケーション能力を身に着けることができます。

最後に、浅野ゼミには個性豊かで真面目な学生が多くいます。ゼミの進行方法を学生が教授と話し合って決めることもあり、学生同士で切磋琢磨する雰囲気があります。前向きに取り組めばきっと2年間で自分の成長を感じることができることでしょう。

 

松村威輝(2015年度入学)

 活動内容や就活については同期や後輩が触れているので、自分は別の観点で魅力を語りたいと思います。

 浅野ゼミの一番の魅力は、ゼミ生が互いに切磋琢磨して成長出来る風土が根付いていることです。

 同期や先輩、後輩を見渡すと、皆に共通している点が一つあります。それは、「ゼミで自分を成長させたい」という熱意を持っていることです。

 その熱意が引き起こされる理由として、ゼミ全体に向上心を持てる雰囲気が代々受け継がれているからだと感じています。

「自分も負けずに頑張らなきゃ」と思わせてくれるような空気が浅野ゼミには拡がっています。

また、多岐に渡るゼミ活動に前向きに取り組み、考えを巡らせ、成し遂げることは、自分の成長に直結します。さらに、その自分の挑戦や達成は、周りのゼミ生にも良い影響を与えます。

以上をまとめると、向上心が芽生える雰囲気と自分を成長させる行動がシナジーを生み、熱意あるゼミ生同士が切磋琢磨できる環境が生まれているのです。自分を成長させたい、やるせない現状を変えたいと感じている方は、是非、浅野ゼミを選択肢の一つにしてみてはいかがでしょうか。自分を変えるきっかけが、ここにはたくさん用意されています。