2016年度経済経営特殊講義が開講しました

　４月６日に経済経営特殊講義が始まりました。

　講義の前に開講式が開催され、大学本部からは森田潔学長の代理として吉野正副学長が本講義の意義を話されました。

　続いて岡山経済同友会の萩原邦章筆頭代表幹事（萩原工業社長）は本講義をはじめとする岡山経済同友会と岡山大学経済学部との連携の緊密さと本講義の受講生の今後の活躍への期待を語られました。

最後に平野正樹経済学部長から本年度本講義の共通テーマである「起業と新規事業展開」を踏まえて、受講生に対して本講義から多くのことを学び、有為な人財として成長してもらいたいという言葉がありました。

今年度本講義の共通テーマは「起業と新規事業展開」で、初回の講師は石川康晴社長（ストライプインターナショナル）でした。石川社長からは起業・新規事業展開の際のマーケティングの工夫や仕組み、イノヴェーションの捉え方（狭い意味での技術革新だけでなく、これまでのやり方＝路線の転換を含めたもの）を相互に関連したものとして説明してもらいました。またこれら２つの論点を踏まえてストライプインターナショナルとして地域貢献をどのように考えているのか、そしてそれをどのように具体化しているのかを実例を示しながら話していただきました。 

　受講生にとっては、より起業・新規事業展開が身近に感じられたとともに、講演後の石川社長と学生とのやりとりを通して、行動（ここでは学生の発言）によって自ら事態を変えることができることを実感できた貴重な時間であったと思います。
　今年の受講生は例年の２００〜２２０名を上回るおよそ２４０名で、講義室はほぼ満員となりました。

16年04月08日