岡山県知事が講義(2013年度「現代地方自治経営論」)

2013年度の経済学部特殊講義「現代地方自治経営論」の14回目として、岡山県知事 伊原木隆太氏による講義が行なわれました(1月31日)。

森田潔学長、松本俊郎経済学部長の冒頭挨拶の後、直ちに知事の講義が始まりました。

伊原木氏は、ご本人の経歴を踏まえて、岡山県知事を目指した経緯を述べられました。そこでは、ご自身が職業人としてテーマとして掲げている、大きな組織を有効に機能させることの重要性に言及されつつ、岡山県民のために全力を尽くして働くことが、現在は最もやりがいがあることであると、強調されました。
厳しい競争の中にあっても、その競争自体が、自分が本当にしたいことに繋がるかどうか常に冷静に判断すべきであり、様々な角度から社会人としての人生の価値を見出すべきであることや、若い人達がもっと行政や政治に積極的にかかわる必要があること等々、伊原木氏の講義においては、これから社会に出る学生達への暖かく強いメッセージが込められていました。

情熱あふれる講義の後、学生との質疑応答があり、90分の知事講義は終了しました。今回の受講学生数は、約300名で、 20番講義室が満員となる盛況でした。

講演中の伊原木知事
講義風景