陰山勇成さん(前田道路)

1. 学生時代を振り返って

私の学生生活を振り返ると1年生の頃は普通のキャンパスライフを送ることができましたが、2年生になると新型コロナウイルスの影響で授業はオンラインになったり、外出に制限がかかったりと大きな変化がありました。学業については、まずは経済学部の専門科目をしっかり学びました。そのうえで幅広く知識を吸収したいと考え、一般教養の理系科目や他学部の授業も履修しました。また、ゼミの指導教授が中央官庁からの出向者でしたので、実践的なことも含め、幅広く学ぶことが出来ました。

2. 就職活動を振り返って

まずは幅広く業種研究をしたいと思ったので、3年の夏から業界を問わず様々な企業のインターンシップに参加しました。そこでいろいろな企業について勉強していく中で、「浅草寺境内改修プロジェクト(写真1)」や皇居へと続く道である「行幸通り道路景観整備工事(写真2)」などを手掛けている前田道路を知り、就職試験を受けました。エントリーシートの書き方や面接練習も、セミナーに参加するなどして、熱心に取り組みました。その中で他人に自分の考えを言語化、伝える訓練が出来たと思います。振り返ってみると就職活動中に、多くの人と触れ合えたことが良かったと思います。

(写真1、前田道路HPより転載)
(写真2、前田道路HPより転載)

3.入社後の配属先・仕事内容

入社直後、新入社員は全員、研修センターに集まって、研修を受けました。最初の1か月間は同期全員で社会人としてのマナー、会社の規則など多岐にわたる内容を学び、その後、職種ごとに分かれてさらに研修を受けました。私は大学生の頃は1人暮らしだったので、研修センターで同期と衣食住を共にするということに最初は戸惑いがありましたが、すぐに慣れ、同期との仲を深めることが出来ました。研修終了後、私は関西支店の経理部門に配属されました。各営業所からの報告に基づき、西日本エリアの経理全般に関するデータ管理や書類作成などを主に担当しています。

4.大学の後輩へメッセージ

やりたいことを実現するということは難しいですが、そのためにはまず、やりたいことを見つけることが必要です。日々目標を立てて、それをクリアしていくということを継続してほしいと思います。大学生活ではいろいろな経験をして、進むべき道を決断していってほしいと思います。