水原香果子さん(イオンリテール近畿・北陸カンパニーデイリーフーズグループ)

経済学部を選択した理由は自分のそれも国際的な可能性を広げたかったからです。正直に言えば、高校生の時に将来のビジョンは持っていませんでした。 入学してマクロ経済学とミクロ経済学を学ぶうちに、学問とは難しいものではなく、人間が生み出したものなのだと理解することができ、より身近に感じるようになりました。これは今でもそう思っています。
 また、学内の短期留学制度(EPOK)を利用して、東北師範大学(中国)へ留学しました。そこでもいろいろな国の友人に出逢うことができ、皆に支えられて生きているのだと痛感しました。ここでの経験が今の会社に就職するきっかけになり、また今毎日はたらく大きなエネルギー源になっています。
 大学時代は自由に使うお金はありませんが、時間はあります。自分はどのような人間で、どんなライフスタイルを送りたいのか、自分を見直すことができ、次へ向かう準備を整える環境がここにはあります。