浅野ゼミでは、以下の2つを柱として活動を進めています。
・プログラミング言語のR、Pythonを用いたデータ分析
(テキストを利用したファイナンス、金融経済の知識の取得)
・3分プレゼン
本ゼミでは、ファイナンスや金融経済学に関するデータ分析を中心に学びます。近年、データサイエンスの重要性が高まる中、経済学の知識とデータ分析スキルを組み合わせることで、皆さんの強みをさらに伸ばすことができます。
ゼミでは、プログラミング言語「R」や「Python」を活用しながら、実践的なデータ分析に取り組みます。Rは統計解析やデータ可視化に優れ、Pythonは機械学習やデータ処理の幅広い用途に対応できるため、それぞれの強みを生かしながら学びます。 これにより、データ分析の多様な手法を習得し、より高度な分析力を身につけることができます。ファイナンスの知識を深めるだけでなく、プログラミングスキルを習得することで、企業のデータ分析業務やコンサルティング、金融機関でのリスク管理など、社会で幅広く活躍できる力を養います。データ分析を深く理解するためには、統計学の知識も必須であるため、統計学についてもしっかり学びます。
また「3分プレゼン」と題し、最近気になったニュースや関心のあるトピックについて発表する機会を設けています。人前で話す経験を積むことで論理的に伝える力が養われ、就職活動はもちろん、社会人になってからも役立つスキルとなります。
ゼミの活動は、2学年合同で行われます。
活動内容は、主にテキスト内容の発表です。ゼミ生はテキストの一部分を担当し、その内容を深く理解したうえで発表します。このテキスト発表を継続して行うことで、テキスト全体の理解を深めることができます。
まずはRを使ってテキストの内容を学び、その後Pythonを用いて同じ内容を学習します。一見、二つのプログラミング言語を学ぶのは難しそうに感じますが、共通点も多く、それほど大変ではありません。RとPythonの両方を習得することで、プログラミングやデータサイエンスに関する幅広い知識を身につけることができます。
4年生は、就職活動が終わった後、卒業研究を並行して進めていきます。卒業研究のテーマは経済に関するものであり、ゼミのテーマに限定されません。そのため、自分が興味を持った分野について自由に研究を行うことができます。
(2021年度入学、富本賢、土井優子、森山太智)
浅野ゼミではRやPythonなどのプログラミング言語を用いて、データ分析を基礎から学ぶことができます。私は入学後に受講した入門授業でプログラミングに興味を持ち、浅野ゼミを選びました。私自身、ゼミに入った頃はプログラミング初心者でしたが、ゼミではテキストを用いて基礎から丁寧に学習できるため、楽しみながら理解を深めることができました。
プログラミングというと一から新しいことを学ぶようなイメージがありますが、金融経済学は理論と実証から成り立っており、ミクロ・マクロ経済学、統計学など様々な分野の知識を駆使します。したがって、経済学部で学んできた内容を活かして分析できるため、新たな知識を得るだけでなく、これまでの学びをさらに深めることにも繋がります。
また浅野ゼミはその雰囲気の良さも魅力の一つです。浅野先生は私たち学生と同じ視点に立って一緒に学んでくださる先生です。また、学生の努力をきちんと評価してくださるので、ゼミ生も皆、真面目で向上心のある学生ばかりです。
浅野ゼミに入れば素敵な教授やゼミ生と切磋琢磨しながら、卒業後社会に出ても活かせる力を身につけられます。もしこれを読んでくださっているあなたが少しでもプログラミングやデータ分析に興味を持っているなら、自信を持って浅野ゼミをお勧めします。
(2021年度入学、土井優子)