桑野翔さん(兵庫県立龍野高等学校出身)

公認会計士試験 合格体験記

 経済学部3年 会計プロフェッションコース 桑野翔(兼田ゼミ)

  • 公認会計士試験を目指すまで

私が公認会計士試験合格を目指し始めたのは、大学1年生から2年生にかけての春休みでした。2年生になるにあたって、何か打ち込めるものがほしく、また、自分の将来のために何か資格を取得しておきたいと考え、公認会計士試験のことを調べました。公認会計士という職業・資格についてはそのころはまだほとんど知りませんでしたが、高校3年生の時に3大国家資格であると知り、少しのあこがれは抱いていたように思います。調べてみると、公認会計士には公認会計士にしかできない独占業務だけではなく、現代の経済社会で必要とされる会計に最先端で触れることができるなど、たくさんの魅力があることを知りました。

 そして、春休みの間に専門学校で講座を申し込み、公認会計士試験合格に向けて勉強を開始しました。初めのうちは受験勉強に気乗りはしませんでしたが、少しずつ分かるようになると会計の面白さを感じ、夏ごろからはほとんど毎日図書館で勉強していました。そして、20175月に短答式試験(1次)、8月に論文式試験(2次)を受験し、3年次の11月に公認会計士試験に合格することができました。

  •  勉強法

具体的な勉強法としては、「できない問題をなくす」という方式で学習を行っていました。範囲が広いので、全てできるようにするということではなく、重要な部分で出来ない部分を0にしていくということです。できる問題を何度も解くのは時間の無駄ですから、お勧めしません。

  •  大学の講義との両立

専門学校での講義とその復習が受験勉強の大半ですが、大学の講義でも会計の重要な部分に触れる機会は多少あります。私が初めて会計学に興味を持ったのも、1年生の時に受講していた講義で、会計が生活のあらゆるところに存在していることを知ったのがきっかけです。授業では難しい会計基準等に触れることはほとんどないと思いますが、会計を学ぶ上で非常に重要な考え方やセンスを磨く機会は少なからずあったように思います。その経験があるかないかでその後の生活はずいぶん変わると思いますので、積極的に受講することをお勧めします。

  •  合格のために必要だと思うこと

私が公認会計士試験に合格するために必要だと思うことは2つあります。1つは時間です。センスや取り組み方で合格までに必要な勉強時間は変わってくるとは思いますが、最短でも1年はかかると思いますので、それだけの時間を確保できることが必要です。この点、学生は非常に有利だと思います。もう1つはやる気です。精神論か、と思われるかもしれませんが、その通りです。公認会計士試験は範囲が膨大で、勉強中はゴールがとても遠く感じます。また、問題も難しいためとても苦しく感じることがあります。それでも負けずに、合格するために自分に必要なことを考えて行動に移せる人が、この試験を突破できる人だと私は思います。

  •  今後の目標

公認会計士試験に合格した今、私には新たな目標ができました。それは、自分のしたいことを自由にすることができる立派な公認会計士になることです。試験に合格したことは、会計士としてスタートに立ったにすぎません。これからは自分のなりたい会計士に、自分のあこがれる人間になれるように努力していくつもりです。具体的には、仕事に向上心を持って臨むことや、空いた時間で英語の学習に取り組もうと思っています。

  • 後輩へのメッセージ

高校生や大学生の皆さんに伝えたいことが一つだけあります。それは、学生である時間は限られているということです。自分のために自分の時間を思う存分使うことができるのは、とても幸せなことで、社会に出ればそのような時間はなかなかありません。この貴重な時間をどう使うかは自分次第です。自分の将来のために時間を使うこともいいと思いますし、友人と楽しい思い出を作ることもいいと思います。どうするにせよ、この時間はもうあまりないんだということを意識し、自分の納得のいく時間を過ごしてください。どのような過ごし方をしても、この時間が自分の人生の今後を大きく左右することは間違いありません。第2の人生のスタートをどうするのか、どうしたいのか、1度じっくり考えてみてはいかがでしょうか。

2015年度入学 兵庫県立龍野高等学校出身