鈴木香穂さん(笠岡商業高校卒)

はじめまして。岡山大学経済学部2回生現代経済分析コース(山口ゼミ)の鈴木香穂です。

これから、私が普段岡山大学で送っている学生生活について、学業と部活動それぞれの面から紹介していきたいと思います。 

まず学業についてですが、講義ではミクロ経済学・マクロ経済学や金融、地方財政など、経済に関する様々なことを学んでいます。社会の裏側を知るようなことが多く、興味を持てる講義が多いです。先生もユニークな方が多いと、個人的に思うのでおもしろいです。 経済学部の特徴の1つであるゼミでは、山口先生のご指導のもと、高校生の頃から気になっていた環境経済学について学んでいます。前期では、エクセルを使った統計のデータ分析やグラフ作成、テキストの輪読とその内容に関するプレゼン発表を行いました。情報処理の技術を身につけたり、物事を自分で考え、まとめたりする力を養うことができました。後期では、グループワークを行っており、ゴミ問題や大気汚染をはじめとする様々な環境問題と、経済との関連性について考えています。自分たちで調べてまとめるという作業は楽しく、良い点だと感じています。山口ゼミでは、先輩と交流する機会が複数回あるのも良い点ですね。時折あるイベントも密かに楽しみだったりします(笑) 

次に部活動について紹介します。私は、ギターアンサンブル部と環境部ECOLOに所属しています。今回は、前者について主に述べていきますが、部の概要については、すでに藤田くん が紹介してくれているので、省略したいと思います。
さて、今月の6日にギターアンサンブル部にとって一大行事と言える秋季定期演奏会(以下、秋定)が開催されました。 秋定はポップス、独重奏、クレール、クラシックという順番で4つのステージで構成され、2~4回生の部員がそれぞれ参加しました。1回生は演奏には出演しないものの、運営を支えるために裏方で懸命に働いてくれました。 半年間にも及ぶ練習の中で、積み重ねてきたのは、技術ばかりではないと私は思っています。部員間との友情、信頼、感謝、礼儀。そういった全てのものをこの定演で表現したいという気持ちで演奏しました。本番は不思議と緊張や不安を感じず、とにかく楽しかったです。そしてお客さんから大きな拍手が送られたときは、本当に嬉しかったです。練習してきた期間に比べると、秋定は一瞬の出来事でしたが、この一瞬の喜びや楽しさ、そして「今日」で終わってしまうことへの哀愁は、私の心に強く残っています。お世話になったすばらしい先輩方、モチベーションを高め合えた同期、私たちを支えてくれた後輩、様々な形で応援してくれた親・友達には感謝の気持ちでいっぱいです。そして当日足を運んでくださった方々、本当にありがとうございました。
これからもお互いを高め合いながら、楽しく練習に励んでいきたいと思います。演奏を通じて、自分の気持ちや部の雰囲気をもっと感じ取ってもらえるように頑張りたいです。 

もう一つの環境部ECOLOでは、環境保全活動やボランティア活動を中心に活動しています。今年からは「半田山プロジェクト」といって、岡山大学津島キャンパスの北側にある半田山を有効利用しようという試みも、部員が一丸となって一から計画を立てています。ECOLOでは、自分たちの「やりたい」を実現させることをモットーに、大学生だからこそできることを考えています。そして宣伝になりますが、2015年3月31日にリサイクル市を実施します。これは不要になった家具を無料回収し、新入生に低価格で提供するという企画です。津島キャンパス大学会館のホールで行うので、奮ってご参加ください。 

大学生活のうちの約半分が終わりましたが、毎日非常に充実しています。色々なことにチャレンジし、卒業するときに「岡大に入ってよかった」と胸を張って言えるような濃い4年間にしたいです。

 

2013年度入学、山口ゼミ