野上真理子さん(倉敷商業高校卒)

 みなさん、こんにちは!岡山大学現代経済分析コース3回生の野上真理子です。岡山県立倉敷商業高校出身で、釣ゼミに所属しております。これから私の学生生活について、学業面と部活面から紹介させて下さい。

まず学業面について、ゼミを通じて感じたことを紹介していこうと思います。ゼミ(釣ゼミ)では主に日本経済や政策について学んでいます。実際のゼミでは、興味を持つテーマについて調べてきたことを発表したり、ディベートしたりしています。現在は2回生と合同でグループワークをしています。私のグループのテーマは「グローバル化と価格(原油価格)」で、話題となっているシェールオイルや原油価格の下落を軸に、グローバルで取引されているものの価格形成のメカニズムについて理解を深めている最中です。

ゼミでの「興味を持つ→調べる→考える→発表する→話し合う」という学習スタイルは、普段の講義ではあまりしないので、自ら新たなことに気づくことができたり、他の人の意見を聞くことができたりするなど刺激が多く、毎回楽しみにしています。しかし私は、人前で発表することが非常に苦手なので、これからのゼミの中で克服していきたいと思っています。

次に部活動について紹介をしていきます。私は陸上競技部に所属しており、専門は長距離です。現在は長距離女子パート長を務めています。陸上競技は小学3年生のときから始めており、今年で12年間も続けていることになります。この度は、昨年、一昨年に出場した「全日本大学女子駅伝」について紹介をしたいと思います。この経験を通して感じたことは、「出場だけで満足しない」ということです。

陸上競技部長距離女子パートは全日本大学女子駅伝に4年連続出場しており、幸運なことに私は1、2年次連続でメンバーとして走りました。しかし駅伝と言いながらも、昨年、一昨年もタスキをつなぐことができませんでした。なぜなら今大会のルールで、各区間で先頭チーム通過から10分で繰り上げスタートをすることになっているからです。箱根駅伝では有名なシーンではないでしょうか?6区間ある中の、4区-5区の中継、5区-6区の中継で繰り上げスタートをしている状況です。

一昨年(1年次)は4区を走りました。実は9月に行われる予選会で、私はメンバーから外れていましたので走っていません。この悔しい思いが私を奮起させました。1か月後の全国大会でメンバーに選ばれるように、部活動はもちろん、今まで以上に自主練習にも励みました。そしてメンバーの座を勝ち取ることができました。しかし、本番では私のところでタスキを途絶えました。私はこの時に気づきました。それは、自分が全日本の舞台で走れることだけに満足していたことです。全日本の舞台に立つことはゴールではなく、戦いの始まりです。この時に自分の考えの甘さを実感し、そして繰り上げスタートとなってしまったことの申し訳なさ、そして悔しさを残す駅伝となりました。この悔しさを原動力に1年後の駅伝に臨むことを決意しました。 

昨年(2年次)は最終6区を走ることになりました。昨シーズンは貧血に苦しめられ、全日本までに完治させることができない状態で本番をむかえました。せっかく一昨年の無念を晴らすチャンスのはずでしたが、それを実現することはできませんでした。また、メンバーにも多大な迷惑をかけてしまいました。昨年も一昨年も、持てる力を最大限発揮することができず、非常に悔しい思いを残したまま現在に至っています。ですので、今年こそは必ず悔しさを晴らし、持てる力を出し切り、チームに貢献する走りをしたいと思っています。

2013年度入学、釣ゼミ