藤井麻里子さん(高松高校卒)

はじめまして。岡山大学経済学部国際比較経済コース4年の藤井麻里子です。ゼミは浅野ゼミに所属しており、出身高校は香川県立高松高等学校です。
今回私は、学業と部活動について、大学4年間で感じたことをご紹介しようと思います。

・学業について
経済学部の魅力は「学べる範囲が広い」という点にあると思います。普段の生活に密着したものから自分自身が知らなかったことまで、多くのことを経済学という視点から学ぶことができます。特に私の場合は、ゼミでの学びがとても印象に残っています。世の中の経済的なことや企業の戦略について自ら研究し、いかに他のゼミの仲間を納得させることができるのか試行錯誤を重ねてのプレゼンは、自ら考え工夫し相手に伝えるというコミュニケーション能力を高めることのできる良い経験でした。経済学部は魅力ある授業やゼミがあります。取り組みの姿勢次第で、多くのことを学べる環境があり、私自身、受験期に学部選択で迷いましたが、今は経済学部に入ってよかったなと感じています。

・部活動について
私は、4年間応援団総部吹奏楽団に所属していました(応援団総部吹奏楽団については、第15回:吉成真由さんの記事も参照)。吹奏楽コンクールやアンサンブルコンテストなどの大会をはじめ、地域行事や企業の依頼演奏、1年間の集大成である定期演奏会など多くの演奏機会があり、本当に充実した活動をしてきました。大学の部活動は中学高校とは違い、すべてが学生主体です。育ってきた環境、学部やバイトの忙しさ、個人の技術差など、違いがある中で100名近い団員がまとまっていくことは簡単ではありません。 それゆえ、中学高校とは違い、大学では、団員とどう連携をとっていけばいいのか、時間のない中で効率的に練習する方法は何があるかなど、いかにいい環境で練習し、技術の向上ができるのかをより深く考える日々でした。

今年の3月15日に行われた定期演奏会では後輩たちの引退でもあり、そういった苦労や努力、それを乗り越えた楽しさが伝わる最高のステージとなりました。大学での部活動は中学や高校とは違ったやりがい、そして最高の楽しさがあります。本当に大学まで吹奏楽を続けてよかったと思っています。 これからも吹奏楽団は、いろんなことに挑戦していき成長していきます。胸が熱くなる演奏をお届けするので、ぜひ今後の演奏会にも足を運んでいただけると嬉しいです。 

・最後に
大学での生活は、本当に「自由」です。だからこそ、勉強や部活、サークルやバイトも、すべては自分の取り組み方次第で大きく変わってきます。大学で一生懸命考えながら打ち込んだ経験は、就職活動でも自信をもってアピールできますし、きっと大学卒業後も生かされるのだろうと思います。岡山大学で最高に充実したキャンパスライフを送りましょう!

 

2011年度入学、浅野ゼミ