松原翔太さん(東播磨高校卒)

こんにちは。岡山大学経済学部2回生組織経営コース(北ゼミ所属)の松原翔太です。また、専攻である経済・経営学と並行する形でグローバル人材育成特別コースにも所属しています。現在私は約1年間、EPOK制度を利用した交換留学生としてアメリカのニューヨーク州立大学で勉強しています。今回は「海外留学」について書きたいと思います。読者の皆さんの中にも留学に興味のある方が沢山いらっしゃると思いますので、私の記事が少しでも参考になれば幸いです。

私は高校生の頃から、「留学」という言葉に漠然と憧れを抱いていたぐらいで特に英語が他人よりも優れていた訳ではありませんでした。ただ将来は英語を使うような仕事がしたいという気持ちはあり、そのために大学生活の4年間で何をすべきなのかということは考えていました。そして、岡山大学に入学しその年から発足したグローバル人材育成特別コースに専攻と並行する形で入りました。このコースでは高い志や意識を持った仲間に出会えることができ、学部の勉強と並行し英語力の強化や異文化を理解するための授業、日本文化をより深く理解するための授業などを履修していきます。通常の学生よりも授業数も増えタフなスケジュールにはなりますが、その分自分にとって非常に有益なコースだと思います。

一年生の時の夏休みを利用して一ヶ月イギリスへ語学留学にいきました。この一か月で更に英語を勉強したい、もっと違う世界を観てみたいと思ったのがアメリカへ留学しようと決心したきっかけです。ただ交換留学は語学留学とは異なりTOEFL(TOEICとは異なる)もしくはIELTSという試験を受験し、ある程度のスコアを出さなければなりません。私はいいスコアがなかなか出ず、なおかつ学部の勉強と並行してTOEFL対策を行わなければならなかったので非常に苦労しました。そして、2年生の夏からニューヨーク州立大学で留学させてもらうことが決まりました。

現在、秋学期が終了しちょうど私の留学生活の半分が経過しました。この大学での留学生活は毎日が刺激的ですが、苦労も沢山あります。この大学は規模が大きくほとんど日本人には出会わず、毎日が英語漬けです。また、多文化社会と言われるアメリカだけにキャンパスでも人種の壁はありません。そして、何よりも沢山の新たな友達とも出会うことができました。まだ留学生活の半分しか経過していませんが、本当に有意義な時間を過ごすことができています。あと半年も自分なりのやり方で突っ走っていきたいと思います。

大学生活の4年間は長いようで短いです。この4年間の中でどのようにすれば自分の描く将来の理想像に近づくことができるのかということを考え、行動に移す。そうすることによってまた新たな課題が見つかり、克服していくということが大切なのではないかと思います。私の場合は留学という選択をしました。そして、この留学生活を帰国後の岡山大学の学生生活、将来に繋げていくことが大切だと思っています。

 

 



2013年度入学、北ゼミ