井澤美咲さん(高知学芸高校卒)

はじめまして!岡山大学経済学部組織経営コース3回生の井澤美咲です。出身高校は高知学芸高校で、現在浅野ゼミに所属しています。
岡大生になって3年目ですが、学業と部活動について、私が今まで感じたことを紹介させてください。

学業について

私には、将来企業に就職して、社会の役に立つ商品を企画・開発したいという夢があります。未だ漠然とした夢ですが、顧客が欲しがるモノを考案し、商品にするまでの過程や、その商品を売るための具体的な戦略について学びたいという思いがあり、岡山大学経済学部に入学しました。現在3回生になり、1回生の頃と比べ、より深くまで掘り下げて学習する機会が多くなりました。経営戦略論、マーケティングなど、私にとってとても興味深い内容の授業が多くあり、知りたかったことを学んでいくことはとても楽しいです。岡山大学経済学部には他に、現代経済分析コース、国際比較経済コース、会計プロフェッションコースの3つのコースがあります。魅力的な授業やゼミが豊富にあるので、私のようにこれを学びたいという具体的な内容を持っていなくても、大学生活4年間のうちに自分が興味のある分野、職業に巡り合えるのではないかと思います。 

私の所属している浅野ゼミでは、1つのことを専門的に学習するのではなく、幅広い範囲を取り扱っています。企業研究や、自分が興味を持った世の中の時事問題について取り上げ、調べてきて発表をします。また、身の周りの一見経済学とは無関係に思える事柄を経済学の視点から分析したりと、たくさんのいろんな「経済学」に触れることができます。そして、社会に出て必ずと言っていいほど必要になってくるプレゼン力も鍛えることができます。自分が調べてきたことをいかに簡潔に分かりやすく伝えるかということは、口下手な私は特に難しく、練習を重ねているところです。 

経済学部では、社会に出てからすぐに使える知識や力を蓄えることができます。特に岡山大学には素晴らしい学習環境が整っているので、意欲とやる気さえあれば充実した大学生活になるのではないでしょうか。

部活動について
  
私は現在、バスケットボール部でマネージャーをしています。部活というと上下関係が厳しく、技術が伴わなければふるい落とされてしまうというイメージを持たれがちですが、岡山大学女子バスケットボール部は違います。私たちは「全員バスケ」を目指しています。コート上にいる5人だけが戦うのではなく、ベンチにいるプレーヤーもコーチもマネージャーも全員が一丸となって試合に臨みます。そして私たちのコーチが掲げた、「バスケットボールという競技を通して成す3つの事」というものがあります。それは、

「感謝する事」 

「自分を変化させる事」

「誰かを元気にする事」

です。このように、コーチはバスケットボールのスキルを教えてくれるだけでなく、心の面でも成長させてくれます。昨年、私たちがずっと目標にしていた一部リーグ昇格を果たし、技術面、メンタル面共に強くなっていくバスケ部を私はとても誇らしく思っています。また、皆のその成長ぶりを見守っていけることがマネージャーとしてとても楽しく、プレーヤーのサポートをもっと頑張ろうと思えます。

部員は皆とても個性豊かで普段は笑いが絶えませんが、練習中は真剣に真面目に取り組んでいます。オン・オフの切り替えをしっかりできるところも岡大バスケットボール部の魅力の1つです。先輩方や同期には授業の話や、アルバイトの話をしたり、時には悩みを聞いてもらったりと、部活動外でも頼っています。後輩から学ぶこと、気づかされることもたくさんあります。部員とはほとんど毎日顔をあわすということもあり、私にとって姉妹、家族のような存在です。私はこの岡大女子バスケットボール部に入って、これからもずっと付き合っていきたいと思えるかけがえのない仲間と出会いました。皆さんも自分を成長させてくれる、大学生活をより充実させてくれる、部活やサークルに出会えることを願っています。 

2013年度入学、浅野ゼミ