松 本  直 樹
松 本 直 樹

これまで研究はほぼ企業理論・企業金融に限定されますが、教育に関してはこれまでいろいろな科目を担当してきました。産業組織論、コーポレートガバナンス等の本来の担当科目に加えて、入門レベルのミクロ・マクロ経済学、データ分析、経済数学、ゲーム理論、労働経済学などです。更に近年は学内外で社会人基礎力育成事業の企画・運営にも携わっています。
時代はアクティブラーニングやPBL(課題解決型の学習)ですし、実学志向で役に立つかどうかを気にする学生に合わせ、この種のプロジェクトを導入し、学生を地域活性化などの活動にかかわらせる大学は少なくありませんが、数年間の私の経験ではやはり急がば回れで、奇を衒わず学問の王道を極める、そうした地道な取り組みの延長線上に本来の社会人基礎力育成があるのではと考えるようになりました。そこで今後の活動の布石となるように、今回の滞在期間中に経済学という学問体系の中でどう学生の社会人基礎力を高めうるのかのヒントも見つけたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

滞在期間 2014年10月01日~ 2015年03月31日
専門分野 理論経済学
研究領域 企業理論、コーポレート・ガバナンス
滞在中の研究テーマ 産業組織論を中心とした応用ミクロ経済分析