岡本 章 ゼミ

岡本 章 (教授)
財政学

ゼミの内容について

去年、消費税率が5%から8%に引き上げられて、さらに消費税率が10%に引き上げられることが予定されています。また、食料品、生活必需品などの消費税率を低く抑える軽減税率の導入も検討されています。このように身近で私たちの生活に直接関わりのある税制度、社会保障制度の改革問題についてこのゼミでは主に取り扱っています。

毎回の授業でマクロ・ミクロ経済学の問題を解く時間を設けて、先生が丁寧に解説してくれます。このように経済学の基礎から、経済数学を用いた応用まで勉強し、経済学の理解を皆で深めています。

ゼミの特徴は公務員志望の生徒が多いことで、毎年公務員試験の合格者を多く輩出しています。ちなみに今の4年生は全員が公務員志望です。先輩から公務員についての情報・アドバイスを多くもらえます。またゼミ内で同じ目標を持ったライバルがいるので勉強に対するモチベーションが上がります。

ゼミの進行

ゼミの活動は2・3年生合同で行っており、先輩・後輩が親しくなれます。昨年度は鈴木亘著「年金問題は解決できる!積み立て方式による抜本改革」を輪読しました。今年度は、伊藤元重著「入門経済学第4版」を輪読しています。発表者は一回のゼミで2~3人です。私たちゼミ生が割り当てられた部分とそれに関連する、調べてきたことを発表します。発表後に、それらについて先生が詳しく解説をしてくれます。また、年に1~2度、卒業研究に備えて、2~3年生でも個別(自由)研究の発表があります。

大村健(岡山県私立明誠学院高校出身、2013年度入学)
空山知弘(愛媛県立今治西高校出身、2013年度入学)