平野 正樹 ゼミ

平野 正樹 (教授)
地方財政:山田方谷の財政改革について政策面から学ぶ

ゼミの内容

山田方谷についての本の輪読を行います。山田方谷とは幕末の備中松山藩(現在の岡山県高梁市)で、傾いていた藩の財政を様々な政策で立て直し、住民の生活の安定に大きく貢献した人物です。当時、備中松山藩は財政規模に対しての収入が少なく多額の借金を抱えていました。藩主の板倉勝静に元締役に抜擢された方谷は、負債整理、産業振興など様々な改革を行い、最終的に財政健全化を成し遂げます。ゼミの中でこういった改革の一つ一つについて詳しく学びます。

平野ゼミは地方財政がテーマのゼミであり、ゼミ生のほとんどは公務員を目指しています。そこで、山田方谷の財政改革について政策面から学ぶだけでなく、将来、行政職員となり、財政を動かす人間としてどのような考えをもっていなくてはいけないか、ということについても学ぶことを目標としています。

また、平野ゼミではミクロ経済やマクロ経済の演習も行います。これらの科目は経済を分析するための基礎になる科目の上、公務員試験の経済分野での必須科目でもあります。毎回演習を行い経済学の基礎力を確実につけることができます。

進行

2年生では輪読形式で進めます。3年生では前半で毎回経済原論の課題を行い、後半で個人研究を進めていきます。また、ゼミは各学年別々の時間に行われます。

講義室以外での活動

夏季休暇中に幕末の松山藩である高梁市の見学へ行きます。郷土資料館や武家屋敷をはじめ、山田方谷にゆかりのある様々な場所へ訪れます。また、山田方谷の務めた松山藩の城、備中松山城へも訪れますが、山上にある城のため実際に山を登っていきます。県外から来た人も岡山の様々な魅力を知ることができると思います。