山口 恵子 ゼミ

山口 恵子(准教授)
環境経済学:学年の垣根を越えて自由に意見を出す

ゼミの内容

山口ゼミでは、以下の3点を目標としています。

  1. 「報告内容を効果的に伝えられる」プレゼン能力を身に付ける。
  2. グループワークや卒業研究を通じて、社会人基礎力のうち「チームで働く力(チームワーク)」と「考え抜く力(シンキング)」を身に付ける。
  3. 英語力を向上させる。

これらの目標を達成するために、1年を通して様々な作業を行います。

前期では、複数のテキストを題材としたプレゼン形式の輪読を2・3年生合同で行います。輪読とは、数人がある本を順番に読んで意見を交わすことで、テキストとして日経新聞やニュースの読み方と環境経済学に関するものを使用しています。輪読終了後、3年生はPCを用いて計量分析用ソフトの使い方を学習しており、卒業研究に役立てようと励んでいます。

後期では、2・3年生混合のグループワークを行います。それぞれのグループで、環境と経済に関するテーマについて、数回に渡って皆で意見を交し合いながらまとめていき、最後にプレゼンをするという流れになっています。同じ時期に、3・4年生は卒業研究の発表をゼミ生の前で行います。

これら以外の作業では、TOEICの受験が必須となっています。英語力が求められている社会背景を踏まえ、山口ゼミではTOEICを用いて英語力向上を図っています。具体的には、まず各学期においてTOEICを最低2回受講し、その2回分のスコアコピーを提出します。次に半期ごとにその2回のスコアを比較し、50点以上スコアアップした場合には当該学期の成績に全体評価の2割分が加点されます(50点以下である場合には1割分が加点されます)。

ゼミの特徴

ここからは山口ゼミの特徴について紹介していきます。

まず1点目は、成績評価の対象を明確にしていることです。評価の対象は、報告に対する評価点、TOEICのスコアアップなどゼミ外での取り組み、グループワークへの参加姿勢とその評価点、卒業研究の報告・提出です。これらの取り組みは強制的ではないため、各自が自主的に評価を上げることができるシステムとなっています。

2点目は、遠慮なく意見を出せるゼミの環境です。誰かのプレゼンに対する改善点を出すために無記名で評価レポートを書く、お互いが慣れてきたらグループワークの課題を解決するためのアイデアを面と向かって提案するなど、学年の垣根を越えて自由に意見を出すことができるように工夫されています。

2点目の特徴をさらに高められるように、各学期の終わりにはゼミコンをしています。ゼミコンでは、お酒が飲めない人でも楽しめるようにソフトドリンクとお菓子を用意する、サークルやバイトなど課外活動で忙しい人でも参加できるようにゼミの時間を使う、あまり話をしたことがない人同士が会話するように席を近くにする、ビンゴゲームを行うなど、様々な配慮をしています。

ゼミの進行

前期は4限目のみ2・3年生合同で輪読とプレゼン形式のゼミを行っています。また、5限目は3年生のみ卒業研究用に計量ソフトの演習をしています。後期の4限目は、前期と同様に合同ゼミを行っていますが、グループワークの発表会および卒業研究会の時のみ5限目まで連続して行います。

鈴木香穂(岡山県立笠岡商業高校出身、2013年度入学)