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 国際ワークショップ「北東アジアにおける研究開発, 特許と技術進歩」の報告




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岡山大学経済学部主催

国際ワークショップ「北東アジアにおける研究開発, 特許と技術進歩」

 本年12月14日(水)(午前10時〜17時,於リーセントカルチャーホテル)に,研究プログラム『研究開発(R&D)と企業戦略』の一環として,小規模ながらも国際ワークショップ『北東アジアにおける研究開発,特許と技術進歩』を開催した.ワークショップの目的は上記プログラムに関する研究の国際交流と個人研究の一層の促進にある.ワークショップ開催は経済学部を中心としてこの3年間継続されて来た北東アジアの経済に関する研究の延長線上にある.これまでの地道な努力が国際ワークショップという‘小さな実’をつけたものと言える.我々は大学間国際交流の実をあげるために,経済学部と交流協定を締結している大学を中心に呼び掛けを行い,中国から2名(中央財経大学,復旦大学(非協定校))そして韓国から1名(江原大学校)を招いた.他方,国内からは特に大阪経済大学から1名の方に加わっていただいた.これらの招待者以外では研究プログラム参加者が研究発表と討論の役を担当した.

ワークショップでは5本の研究論文が発表された.厳しいタイムスケジュールにも拘らず,発表論文に対して事前に討論者を割り当てた.論文発表と,討論者と発表者間の遣り取りは1つの論文(中国語)を除き,すべて国際語である英語で行なわれた.発表者,論文題目及び討論者は以下の通りである.大学名がないのは岡山大学のスタッフである.

  1. Naoto Jinji“Intellectual Property Rights, FDI, and Process Innovation in North-South Trade”- Discussant: Shoji Haruna

  2. Zonglai Kou (Fudan Univ.)“Patents Breadth and Patenting of Intermediate Results in Cumulative”- Discussant: Shoji Haruna

  3. Kimoon Cheong (Kwangwong National Univ.)“Is Patentability of Business Model Desirable?”- Discussant: Kouichi Shimizu

  4. Yiqun Qin (Central University of Finance and Economics)“Empirical Analysis on Intraindustry Trade of Hi-technology Goods Between China and Japan ” - Discussant: Jian Teng

  5. Daiji Fujii “Entrepreneurial Choices in Strategic Options in Japan’s RPG Development”- Discussant: Tea-Hoon Park (Osaka University of Economics).

 各論文当たりその発表と討論を合わせて1時間を割り当てていた.喜ばしい誤算は,すべての発表に対して白熱した議論が闘わされたが,進行の都合上司会者がその議論を途中で打ち切らざるを得なかったことである.今回はワークショップのテーマを絞ったことにより,研究者間での専門知識の共有が可能となり,有意義な議論を相互に闘わすことができた.つまりワークショップが形式に流されず,実質的な討論の場となった.そして研究者相互及び大学間の友好も大いに促進され,将来に繋がる関係を築くことができた.加えて,文化科学研究科院生の出席も見られた.経済学部では,今回のワークショップが国際ワークショップとして最初のものではあるが,当初の目的を達成することができ,成功裡にそれを終えることができたと考えている.

 ‘小さな実’が海を渡り,中国で近い将来1つの‘新たな花’を咲かせることとなった.実は,今回のワークショップ開催が契機となり,交流協定校である中央財経大学(北京市)は来年秋に岡山大学と,我々との交流協定校である韓国江原大学校を招き,はじめての国際ワークショップ開催計画を立てている.我々としては個々人の研究の発展・交流の推進のみならず,岡山大学を軸として新たな研究交流が日中韓三国の大学間で始まることは誠に喜ばしい限りである.

当該研究プログラムは学長裁量経費と部局長(文化科学研究科長)裁量経費による財政的支援を受けた.ところで,この種の国際ワークショップ開催は数年前までの学内予算配分方式下では実現できなかった.なお今回の開催とこの成功は幾人かの献身的協力に依るものである.

研究代表者 春名章二

会場入口

春名教授

清水副学部長

神事助教授

寇宗来博士

鄭基文教授

秦●群助教授(左側,●は「火」偏に「習」)

滕助教授

藤井助教授

会場の様子

朴泰勲助教授




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