2017年度「実践コミュニケーション論」で成果発表コンペを実施しました

  • 2017年度「実践コミュニケーション論」で成果発表コンペを実施しました

経済学部と工学部では,2012年度から『実践コミュニケーション論を共同開講しています。文理融合型のアクティブ・ラーニングによって、コミュニケーション能力やチーム力など、社会人としての基礎力を養うことを目的としています。

今年度の成果として、2018年1月30日と31日の2日間、両学部の1~3年生36人がAとBの2クラス各4チームに分かれ、協力企業から提示された課題に対する提案を発表しました。  

 Aクラス ㈱ザグザグへの提案

Aクラスの課題は、株式会社ザグザグ様に対する「20~30代の顧客に支持されるドラッグストアにするための提案」
株式会社ザグザグ販促部 森田啓一 制作チームリーダー、店舗支援部 辻 隼人 CS推進チームリーダー、山陽新聞社編集局 岡山 一郎編集委員室長を学外審査員としてお迎えし、チーム毎の成果を競いました。

ザグザグの辻様、森田様
山陽新聞の岡山様
司会進行のTA、SAさん



今年度は4チームともプレゼンテーションが秀逸であり、殆ど点差がなく、審査が大変難航しました。悩みに悩んだ末の審査結果はこちらです。

発表の様子

優勝は、『360°カワイイ計画』というタイトルで、身体の外側から顧客をサポートするメイク講座+化粧品販売と身体の内側からサポートする朝食販売を提案したチームで、平野経済学部長から賞状が授与されました。朝食市場の規模や20代女性の朝食欠食率の統計データに加え、現役女子大生を対象に実施したアンケートから導き出したアイデアに説得力があり、さらに手作りスムージーを提供したことも「伝える」手段として効果的でした。その結果、審査員からも学生からもバランスよく評価を受けました。

ザグザグ賞は、『ZAGZAGにわくわくを!!』というタイトルで、クーポン発券機を提案したチームに、ザグザグの森田様、辻様より賞状が授与されました。「実際にクーポン発券機を導入している企業を研究し、それをザグザグ風にカスタマイズして提案しているので、絵空事のような感覚はなく、実際に業者から提案を受けるような内容に近い印象を受けた。非常にリアリティがあり、興味深い。少し突っ込んだ質問にもロジカルに回答できており、素晴らしいと感じた」と、ザグザグ様から最高評価を受けました。

山陽新聞賞は、『男子大学生向け美容セミナー』を提案したチームに、山陽新聞社の岡山様より賞状が授与されました。「美容も男女共同参画社会へ」というコンセプトを掲げ、社会の意識を変えていこうという姿勢が、山陽新聞社様から高評価を受けました。また、男子大学生の美容という挑戦的な企画に果敢に臨んだこと、プレゼンの随所に飽きさせない工夫がちりばめられていたこと、そして、一番実現してほしい企画であること等が理由で、学生得票数が最も多かったチームでした。

質疑応答

審査員特別賞、『ザグザグコレクション』というタイトルで、スタンプ集め企画を提案したチームに、阿部工学部副学部長より賞状が授与されました。‶こどもと楽しめるドラッグストア”というコンセプトが良かったこと、ターゲットであるママに訴求する企画であること、会場への問いかけなど双方向コミュニケーションで会場の一体感を創り出したこと、デジタルの時代にあえてアナログ感のある手作りのスタンプカードがハートフルであったこと等から、教員から特に高い評価を受けました。

どの発表からも、試行錯誤し激論を交わし考えに考え抜いた末に出てきた自分達の〝誇れる提案“ であることが伝わってきて、胸が熱くなりました。チームで何かを成し遂げるって、難しいけど面白い!ということが体感できたのではないでしょうか。

受講生の皆さん、本当にお疲れ様でした。

最後に集合写真

  そして、最後になりますが、学外・学内審査員の皆様方、長時間に渡り学生たちの発表を聴いて下さいまして誠にありがとうございました。社会人の先輩として敢えて厳しい質問を投げてくださったことや最後に温かいコメントを頂けたこと、そして社会人を前に発表する凛とした空気感、すべてが学生にとって貴重な糧になることと思います。心より御礼申し上げます。

Bクラス ダイヤ工業株式会社様への提案

Bクラスの課題は、ダイヤ工業株式会社様に対する「コルセット・サポーターのオーダーメイド技術による未来への提案」。岡山市にある本社を見学し、そこからヒントを得てアイデアを膨らませ、アンケートやヒアリングを通じて商品に対する消費者ニーズも把握し、提案を作成しました。

2018年131日の成果発表会では、ダイヤ工業株式会社経営企画室長の村木聡一様、開発部部門長の石田健士様、山陽新聞社経済部副部長の長田憲司様を学外審査員としてお迎えしました。各チームからは「磁石を用いた既存製品の改良」「おんぶ紐×コルセット・サポーター」「幼児の健康×コルセット・サポーター」「未来の高齢労働者に向けた事務用椅子」などユニークな企画案が出され、企業や社会への貢献を念頭に議論を重ねた提案であることが伝わってきました。

      • キリンチームは、「既存製品へのマグネットの利用」
      • メインクーンチームは、「子育てDARWING
      • カメチームは、「Darwin Children
      • ペンギンチームは、「KYOKO
優勝チーム

成果発表会では、プレ発表の際とは見違えるほど出来が良くなっており感心しました。提案内容については、技術面、コスト面など要検討の点は多々あったものの、企業や社会への貢献を念頭に置いた議論の末に提案された商品であることが伝わってきました。審査の結果、優勝は「メインクーンチーム」、ダイヤ工業賞は「ペンギンチーム」、山陽新聞賞は「カメチーム」、審査員特別賞は「キリンチーム」になりました。各チーム、発表した提案と、それまで出されたアイデアの素をまとめた「提案書」を作成し、ダイヤ工業株式会社様に提出しました。4チームとも、それぞれのカラーが出た、企画になりました。

審査員の皆様には、ご多用のなかにもかかわりませず、熱心に審査、ご指導をいただき誠にありがとうございました。学生の皆さん、四か月間お疲れ様でした。この授業で学んだことを活かして、自信をもって新たしいことにチャレンジしてください。

 

 

発表の様子
最後に集合写真


講義の様子

Aクラス(火曜3,4時限) Bクラス(水曜5,6時限)
第 1回 オリエンテーション オリエンテーション
第 2回 コミュニケーションのルール
コミュニケーションの価値と多様性の理解
ダイヤ工業(株)からの課題説明
第 3回 (株)ザグザグ様からの課題説明 コミュニケーションのルール
第 4回 プレゼンテーション(1) コミュニケーションの価値と多様性の理解
第 5回 プレゼンテーション(2) プレゼンテーション
第 6回 発想法 アンケートの分析
第 7回 論理的思考法(1) 論理的思考法
第 8回 論理的思考法(2) グループワーク(課題解決型学習)
第 9回 ファシリテーション グループワーク(課題解決型学習)
第10回 グループワーク(課題解決型学習) ダイヤ工業(株)様への企業訪問
第11回 グループワーク(課題解決型学習) グループワーク(課題解決型学習)
第12回 (株)ザグザグ様へのヒアリング グループワーク(課題解決型学習)
第13回 プレ発表会 プレ発表会
第14回 グループワーク(課題解決型学習) グループワーク(課題解決型学習)
第15回 最終発表会(1) (2) (3)                全学ニュース記事へ 最終発表会
第16回 振り返り 振り返り


<参考リンク>
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