ECBO(ミャンマー・ラオス)国際オンラインセミナー実施報告

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岡山大学国際部と岡山大学経済学部・岡山大学社会文化科学研究科の共催で開催された「国際オンラインセミナー:ポストコロナ社会を担う人材育成と外国人留学生」と、経済学部が毎年行っている海外研修ECBO(ミャンマー・ラオス)との合同企画で、1/20はラオスと、1/28はミャンマーとのオンライン交流セミナーが開催されました。

 経済学部の1年生を中心に、9名の学部生が参加し、コロナ禍における日本の大学生活について報告するとともに、岡山大学経済学部をPRする動画を作成し、セミナーで公開しました。

 普段どおりに大学に通い、変わらぬ日常生活を送ることができるラオス、オンライン授業が禁止されているうえに大学への立ち入りが禁止されているミャンマー、ゼミや実習が対面実施で講義はオンラインの岡山大学と、それぞれ全く違う大学生活の様子を、学生達はお互いに共有することができました。

3か国の学生から、
「オンラインで交流できてよかったけれど、海外に行けるようになったら相手の国に行って交流してみたい」

という声が多く聞かれた今回のセミナーでした。

 また、日本人の学生からは、ミャンマーやラオスの大学生が日本のことをよく知っているにもかかわらず、日本の文化について自分達が思った以上に知らないことに気づいたという声が聞かれました。

 ミャンマーとのセミナーから4日後、ミャンマーでクーデターが起きました。この日の非常事態宣言以来ミャンマーの人は自宅にとどまったままで、21日はミャンマー国内でインターネットや電話通信が遮断されました。翌日には通信が戻っていたものの、あと数日遅かったらオンラインによってですら交流できなくなっていたかもしれないというタイミングで交流できたことは、参加した学生に強い印象を残しました。