石川康晴さん(ストライプインターナショナル)

2017年度第2回目の卒業生の声は、ストライプインターナショナルの石川康晴さんです。

1.学生時代について

2008年に岡山大学に入学しましたが、社長業の傍ら大学に通っていたので、タイムマネジメントにとても苦労したことを覚えています。会社を経営しながらの勉強は大変ですが、実際の経営で体験したことを大学の授業を通じて体系的に整理ができたり、反対に大学の授業で学んだことがすぐに経営に活かせたりと、非常に有意義だったと感じています。

2.起業を決意したきっかけについて

子供の頃から洋服が大好きで、お年玉を握りしめて DC ブランドのセールに一番乗りをしていました。大好きなブランドの店員さんから、「そんなに洋服が好きなら、洋服屋になればよい」と言われ、14歳の時に洋服屋になると心に決めました。以来、将来の夢は一度もぶれることなく、23歳で念願のセレクトショップをオープンしました。

3.創業からクロスカンパニー設立、ストライプインターナショナルへの社名変更までの時期について

創業からこれまで、会社が成長するきっかけはいつも「路線転換」だったと思っています。最初の大きな路線転換は、セレクトショップから SPA に業態変更をし、現在も当社の主力ブランドである「earth music&ecology」を立ち上げた時です。以降、当時のアパレルとしては珍しかったテレビCMの展開、中国への進出、大型店舗中心のグローバル戦略ブランド「KOE」の立ち上げ、アイスクリームをはじめとするライフスタイル事業領域への進出、アパレルメーカー初のファッションレンタル事業開始、社名変更など、様々な路線転換を経て現在にいたります。

4.今後のストライプインターナショナルについて

2015年度に事業領域をアパレルから「ライフスタイル&テクノロジー」に拡げ、2016年度には海外展開の加速や上場を目指して、社名を「ストライプインターナショナル」へ変更しました(旧社名はクロスカンパニー)。今後も様々な路線転換を続け、グローバルファッションカンパニーを目指して邁進します。また、私自身の故郷であり、会社の創業地でもある岡山への地域貢献も継続し、岡山芸術交流やエコクリーナーズ(清掃活動)等を通じて岡山の更なる活性化に寄与していきたいと思っています。

5.経済学部の後輩たちへのメッセージについて

経済学部で学ぶ方々の中には、これから起業をする方や、様々な企業で活躍される方がいるでしょう。大学で過ごす時間は、そのための基盤づくりになるはずです。学生生活の中で、学業でもそれ以外でも構わないので、ぜひ何か一つ深く突き詰めてみてください。大学での幅広い学びという横の線に、一つの深い学びという縦の線が組み合わさり、「Tの字」の知識やスキルを備えた人に近づきます。この「Tの字」の知識やスキルが、ビジネスには大きく活きてくると思います。


ストライプインターナショナル代表取締役社長兼最高経営責任者