卒業生紹介コーナー

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第7回:矢野敬士さん(高松国税局)

16年06月06日

卒業生の活躍を紹介するコーナーの第7回目は、矢野敬士さん(2015年3月卒業、愛媛県立今治西高校出身)です。

問1. 矢野さんは高松国税局に入局され、現在、丸亀税務署に勤務されていますが、現在の仕事の内容について教えてください。

 現在は、丸亀税務署の管理運営部門で、来署された納税者の方々の対応を最初に行う、いわば「税務署の顔」といった部署の仕事をしています。
 来署される方は、個人事業者の方や法人の方、初めて相続されたり贈与を受けたりされて税について全くわからない方など、様々な方がいます。その方々の様々な税に関する相談を受けたり、納税や還付金の管理を行ったり、提出される申告書や届出書の受理を行ったりしています。

問2. 矢野さんは高松国税局に入局されて2016年4月で2年目ですが、これまでにどのようなお仕事を担当されましたか。

 2015年4月に採用された後、和光市の税務大学校で基礎的な税法研修を3ヶ月受講した後に丸亀税務署に配属されました。丸亀税務署での仕事は問1でお答えした通りです。
 各国税局では、将来課税部門または徴収部門へ配置されることを見据えて、管理運営部門と課税・徴収部門の関連性が理解できるよう、最初の1年間は全員が各署の管理運営部門に配属されます。職場の人事異動は7月ですので、今後は課税若しくは徴収部門に異動する見込みです。

問3. これまでの業務の中で、特に記憶に残っていることは?

 やはり、来署された納税者の相談への対応が一番記憶に残っています。
 問1でもお答えしたように、来署される納税者の方は、税に関して全くわからず初めて税務署に来られる方がほとんどです。そのため、不安な面持ちで来署される方が多いのですが、相談を受けて適切に対応することで、お帰りの際には安心した面持ちに変わっているところを見ると、やりがいというものを非常に感じます。

問4:国税局の魅力は?

 私たち税務職員は、各人が国家財政の根幹を支える組織の代表として活躍している税の専門家「プロフェッショナル集団」です。
 私たちの組織では、23年間勤務すると難関資格である税理士の資格を取得することもできますので、在職中は国家公務員として、退職後は税理士として、生涯税を通じた社会貢献をすることができます。
 また、研修システムが非常に充実していることも魅力のひとつです。税務大学校や通信研修だけでなく、職場においても上司・先輩・同僚のサポートの下、しっかり指導・育成されるため、非常に面倒見の良い職場であると感じます。
 最後に、私たち税務職員の仕事は、私たち税務職員にしかできない専門の仕事であるということです。仕事に対する責任も大きなものではありますが、その分自分の仕事に対する誇りと自信も非常に大きなものとなり、やりがいのある仕事だといえます。

問5:様々な進路の中から国税局を選ばれた理由は?

 問4でお答えしたように、まずは税務職員の仕事が他ではできない専門の仕事であるという点です。さらに、退職後も生涯を通して税を通じた社会貢献ができる点です。以上の2点に魅力を感じ、選びました。

問6:学生時代に積極的に取り組んだことは?

 私の場合、何か1つに積極的になったわけではなく、様々なことに挑戦しました。学業面では、在学中における資格の取得やゼミ活動、就職活動や公務員試験の勉強などです。生活面では、サークル活動やアルバイトに精を出しました。これらに一貫して通じていたものは、全て人に決められたことではなく、自分で選んで決めたことであるということです。自分で決めたことは、途中で投げ出さず納得できるまでやりきることを意識して取り組んできました。

問7:後輩たちへのアドバイスをお願いします。

 出会いを大切にしてください。その出会いをその時限りのものにするのか、一生続く縁とするのか、それは自分次第です。そうしてできた友人は、たとえ卒業後歩む道が分かれたとしても、繋がり続ける宝となります。
 また、大学における4年間は、長いようであっという間に終わってしまいます。悔いのないような学生生活を送ってください。

第7回:矢野敬士さん(高松国税局)

第6回:玉井暁子さん(PwCあらた監査法人)

15年07月21日

卒業生の活躍を紹介するコーナーの第6回目は、玉井暁子さん(2013年3月卒業、岡山県立岡山朝日高校出身)です。

1. 玉井さんは、PwCあらた監査法人に勤務されていますが、現在の仕事内容について教えて下さい。

 現在、第2製造・流通・サービス部(化学・医薬・エネルギー・産業財)に所属し、主に東証一部上場企業の財務諸表監査を担当しています。
 公認会計士は、金融庁の公認会計士・監査審査会が実施する試験に合格した後、2年間の実務経験と会計教育研修機構などが実施する実務補習を受ける必要があります。そのため、監査法人で実務経験を積みながら、実務補習所へ通っています。

2. PwCあらた監査法人を選んだ理由

 2014年の公認会計士論文式試験に合格した後、すぐに東京で就職活動を行いました。監査法人への就職活動は、法人説明会から最終面接までが約1か月という短期間で行われるため、合格発表があった日から生活が一変したのが印象的でした。
 毎日のように法人説明会や面接で様々な職階の方の意見を聞きながら、公認会計士という仕事への理解を深め、働くということを具体化させていたように思います。最終的には、年次が浅いうちから様々な仕事に挑戦できる風土に惹かれ、PwCあらた監査法人への入所を決めました。

3.公認会計士の魅力
 
 公認会計士とは、監査及び会計の専門家です。公認会計士の独占業務として規定されている監査証明業務の最終成果物が、監査報告書です。公認会計士は、経営者が作成した財務諸表が一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、企業の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況をすべての重要な点において適正に表示しているかどうかについて意見を表明します。監査報告書は、一般に公開されている有価証券報告書に添付されているため、誰でも目にすることができます。
 財務諸表は、企業で日々繰り広げられている業務が積み重なり、数字に落とし込んで集約した情報の塊のようなものです。そのため、監査では、出てきた数字と実際の業務フローや実体経済との不整合を見抜く力や、数字と実態との乖離を埋める情報を聞き出すコミュニケーション力が肝になると感じています。
 監査を進めていく中で、不正・誤謬を識別することや、クライアントが非効率的な業務を行っていることに気付くことがあります。その気付きを伝え改善を促すことで、適切な財務諸表の作成、さらには健全な企業経営の実現に貢献することができると感じています。また、公認会計士は「企業のお医者さん」と言われることもありますが、企業そして社会の健全化に寄与できる点が公認会計士の魅力であると思います。

4.後輩へのアドバイス

 公認会計士を目指すようになったきっかけは、高校の文化祭にあります。文化祭の会計を担当し、文化祭全体を成功に導く大前提としてお金の管理があるということを知り、会計に興味を持つようになりました。もともと会計に興味があったから文化祭の会計係になったわけではなく、やむをえず会計を担当することになったのですが、その経験から学んだことが、自分の進むべき方向性を決めてくれたように思います。
 社会に出ると、「あのときにやっておけば・・・」の連続です。大学生のときと比べると自由に使える時間が極端に少なくなりました。時間があるときこそ、やらないよりやった方がいいと感じたことを貪欲に試してみることをおすすめします。
 私の大学生活は、興味のあることを増やし、知識を広げていくことが軸にあったように思います。大学進学と同時に簿記3級の勉強を始め、公認会計士試験に挑戦することで、体系的に整理しながら知識を身につけることを学びました。また、大学の講義を通じて、会計だけでなく、経済学、経営学、統計学などにも興味を持つようになりました。特に図書館で過ごす時間が好きで、大学の図書館と県立図書館に足しげく通ったのは良い思い出です。
 社会人になってから、視野を広げ、知識を深めていく姿勢を持ち続けることの重要性をより強く感じるようになりました。PwCあらた監査法人では、海外との人事交流が活発に行われています。突然目の前で英語の電話会議が展開されたときは、かなりの衝撃を受けました。そのような環境下で日々を過ごしていると、岡山で過ごしていたときには遥か遠くに感じていた世界というものが、随分現実味を帯びてきました。PwCグローバルネットワークは、人や知識を結び付け、企業や社会が抱えるさまざま課題を克服しています。あらゆることを実現することのできる環境にいるからこそ、自己研鑽し、何かしら挑戦していきたいと思っています。
 何を軸に経験し学んでいくかは、自分らしさがでるところであり、何かに本気で取り組んでみると就職活動でも仕事でも自分を支えてくれると思います。皆様、どうか有意義で充実した大学生活をお過ごしください。

第6回:玉井暁子さん(PwCあらた監査法人)玉井暁子さん
卒業年度:2012年度
出身高校:岡山県立岡山朝日高校
勤務先 :PwCあらた監査法人
(撮影 村澤良介)

第5回:平田良さん(みずほ信託銀行)

15年07月03日

卒業生の活躍を紹介するコーナーの第5回目は、平田良さん(2012年3月卒業、広島県立大門高校出身)です。

1.平田さんはみずほ信託銀行に勤務されていますが、現在の仕事内容について教えて下さい。

 現在は、みずほ信託銀行で不動産仲介業務を行う部署に所属しています。銀行業務というと融資業務や預金業務を一番に思い浮かべるかもしれませんが、実際にはみずほの業務の幅は極めて幅広く、グループ内各社で様々な業務を行っています。私の勤務するみずほ信託銀行が行っている不動産仲介業務もその一つです。具体的には、不動産の売買においては高く売りたいという売主のニーズと安く買いたいという買主のニーズ、相反する2つのニーズが存在しています。私達、不動産仲介業者は売主と買主の間に立ち、不動産に関する専門知識をもって不動産の売買のサポートを行います。そして売主と買主のニーズを集約し、不動産の売買を実現するのが私達の業務です。
 前任のみずほ銀行の営業店にいた時は皆様がイメージされる、融資業務や預金業務に主に従事していました。その時とはかなり毛色の違う業務ですが、不動産という目に見えるものを扱う仕事であること、取り扱う物件の金額が大きいこと、など営業店勤務とはまた違う魅力のある業務だと思っています。

2.平田さんは入行されて2015年4月で4年目ですが、これまでにどのような業務を担当されましたか?

 入行後、東京都内のみずほ銀行の営業店に配属となりました。
 1年目は、各種研修、営業店でのOJTを通じて銀行の3大業務である預金、為替、貸出業務に対する理解を深めました。
 2年目以降は、法人のお客さまを担当し、融資業務を中心に、様々な商品のご提案を行いました。そして3年目の2月に信託銀行に異動になり4月から現在の部署に所属しています。


3.金融業、特に銀行業務の魅力は?

 私が銀行業務の魅力だと思うのは、業務内容の幅広さです。お客さまに提供しているサービス・商品の幅広さに加えて、お取引先の業種も幅広く多岐にわたっていることが銀行業の特徴だと思います。
 企業が事業を行ううえで資金の調達や決済の必要性は必ず生じるため、銀行の取引先は業種に縛られず、全業種がお取引の対象といえます。商品・サービス、取引先などの面において、様々な業務を経験できることが銀行業の魅力の1つだと言えると思います。
 銀行の営業店勤務から信託銀行の不動産部門に異動になった今、そのことはより強く実感しています。


4.様々な進路の中からみずほフィナンシャルグループを選んだ理由は?

 大学時代、会計学を主に学習していたなかで、学んだ知識を活かした仕事をしたいという思いがあり、銀行で働くことを希望していました。就職活動を通して、銀行業界のなかでも最も業務範囲や営業範囲の広いメガバンクを志望するようになりました。
 みずほを選んだ理由としては、当時よりみずほフィナンシャルグループはグループ内の銀行、信託銀行、証券会社の連携を非常に重視していました。そして他行に比べグループ各社を跨いだ様々な業務を経験できる土壌がみずほにはあるとの思いからみずほを選びました。

5.学生時代に積極的に取り組んだことは?

 学生時代は会計プロフェッションコースで会計学の学習をしていました。その時に得た知識は銀行で働くようになってからも非常に役立っています。

6.後輩たちへのアドバイスをお願いします。

 大学時代の学業以外の経験(部活・サークル・アルバイト等)から得られるものが社会に出て役に立つことがあります。学業はもちろんのことですが、学生時代の自由な時間に様々なご経験をされるといつか役に立つかもしれません。


第5回:平田良さん(みずほ信託銀行) 平田良さん
卒業年度:2011年度
出身高校:広島県立大門高校
勤務先 :みずほ信託銀行

第4回:藤原徹さん(山陰合同銀行)

15年06月16日

卒業生の活躍を紹介するコーナーの第4回目は、藤原徹さん(2012年3月卒業、鳥取県立鳥取西高校出身)です。

1. 藤原さんは山陰合同銀行に勤務されていますが、現在の仕事内容について教えて下さい。

 現在は、加古川支店で融資・外為の担当をしています。住宅ローンの新規や借り換えの相談受付や貸出後のアフターフォロー、法人営業担当の補助業務が主な仕事です。

2. 藤原さんは入行されて2015年4月で4年目ですが、これまでにどのような業務を担当されましたか?

  2012年4月~2015年1月
  鳥取西支店に配属。融資係を中心に、個人営業、法人営業を担当。住宅ローン業務のほか、集金、投資信託の販売、創業資金の融資等ジョブローテーションにより様々な業務を経験しました。
  2015年2月~
  加古川支店に異動。現在に至る。

3. 金融業、特に銀行業務の魅力は?

 我々、地方銀行が行う業務は地域の人たちの生活や企業の活動に深く結びついています。そのため、地域の役に立っているという実感を持ちやすく、やりがい・働きがいを感じることができます。また、本部と営業店とで様々な業務があるため幅広い経験・スキルを身に着けたり、専門性を高めたりすることが出来ることも魅力です。

4. 様々な進路の中から山陰合同銀行を選んだ理由は?

 大学進学時から将来は、地元に戻って地域の役に立つ仕事がしたいという思いがありました。在学中も講義や自主学習を通じて、融資や企業の成長のサポートをするような仕事をしてみたいと思うようになり銀行への就職を志望しました。中でも、地元山陰での高いシェアと全国トップレベルの健全性を保っていたことなどが弊行を選んだ理由です。

5. 学生時代に積極的に取り組んだことは?

 ゼミ活動に積極的に取り組みました。私は、浅野ゼミに所属しました。ちょうど出来たばかりの新しいゼミでしたが先生が非常に熱心な方だったので負けじと力を入れて取り組んでいました。夏休みにはインゼミと言って他大学とのディベート大会もあり楽しい思い出がたくさんあります。また、議論や意見を発信する機会が多かったので考え抜く力を鍛えることが出来たと思います。

6. 後輩たちへのアドバイスをお願いします。

 まず、学業を充実させることが大学生活を充実させる第一歩だと思います。岡山大学には最近リニューアルした附属図書館などの学習に最適な施設があるのでフルに活用してはいかがでしょうか。
また、人との出会いを大切にしてください。いろいろな人の話を聞くことで視野が広がりますし、在学中に出来た仲間や知人は、卒業後もきっと財産になるはずです。

第4回:藤原徹さん(山陰合同銀行) 藤原徹さん
卒業年度:2011年度
出身高校:鳥取県立鳥取西高校
勤務先 :山陰合同銀行

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